アイドルグループの「欅坂46」の衣装が「ナチスドイツの軍服」に似ていたため、批判を集めました。




かなり大きな波紋が広がっているようですね。今回、問題となった欅坂46ですが、確かに「ナチスドイツの軍服をイメージしている」といわれてもおかしくないような衣装で活動していました・・・。

しかし、「ナチスドイツの軍服に似ている」ことで、なぜこんなに問題となったのでしょうか?

そもそも、「ナチス」とはどういったもので、なぜ現代においてもここまで批判されているのでしょうか?

今回は「ナチスドイツ」に関して、まったく知らない人にもわかりやすく解説していきます。

スポンサーリンク

「ナチス」って何?

率直にいうと、「ナチス」とは、1933年から1945年までのドイツを率いる党、国家社会主義ドイツ労働者党(ナチ党)のことです。

ナチ党が率いていたドイツは「ナチス・ドイツ」と呼ばれ、一つの大きな帝国を築き上げていました。

日本が戦争時は「大日本帝国」という名前だったのと同じような感じだととらえていいでしょう。

そして、この「ナチス」で知られるのが、当時の政権を握っていたナチ党の「アドルフ・ヒトラー」です。

彼は当時、富国強兵を押し進め、ドイツの領土を拡大する政策を行ってきました。

その政策を進めるうえで行われたのが、「ユダヤ人迫害」であることは広く知られています。

ユダヤ人迫害の理由

a1570_000008

 

(ユダヤ人迫害に関しては諸説あり、「ナチスだけが行っていたわけではない」という事実もあるみたいですが)

ヒトラーの行った「ユダヤ人迫害」の政策に焦点を当てると、「第一次世界大戦に負けたドイツの国民感情に沿ったもの」であるといえます。

もともとユダヤ人にいい感情を抱いていなかったドイツ国民には、「ドイツ民族」が一丸となって「悪者であるユダヤ人」を追い出そうという政策は支持すべきものだととらえられていたのです。

・・・お金持ちだった人(ユダヤ人)は、多額の借金を背負ったドイツで苦しい生活を余儀なくされた国民にとって妬みの対象となったのは想像に難くありません・・・。

スポンサーリンク


ユダヤ人の他にも、障害者や同性愛者なども「欠陥がある人」とみなされ迫害の対象とされました。

そうして、「ドイツ人とみなされなかった人」の迫害が行われ、多くの人が犠牲になったわけです。

「ナチス」が現代社会で批判される最も大きな理由の一つが、「人権を無視し、迫害を進めたこと」だといえます。

まとめ

a1180_013360

 

ナチス・ドイツの「領土を広げ、国を強くしよう」とするヒトラーの独裁の結果、現在でも当時の体制は批判され続けています。

そして、そのヒトラーによる「迫害」で、人として生きることすら許されなかったユダヤ人の方々がいたのです。

そのような背景があるからこそ、「ナチス」というものは批判されるのです。

今回の「欅坂46」の衣装での騒動は、そういったことに対する配慮が足りなかったために起きてしまったのだと考えられます。

もちろん、「ナチス・ドイツ」に似せて作った衣装ではないものの、そういったものを連想させるといった意味では、「ふさわしくなかった」と言わざるを得ません。

「悪い意図」がなくても、悪い意味でとらえられてしまうことがあります。

最近では、「市場ずし」のわさび問題も大きな話題となりましたよね?



何気なく行った行動が、人を傷つけてしまう可能性があるというのは、我々も注意せねばならないことなのかもしれません。

スポンサーリンク